一般の生活者にはイメージしづらい、「商社の仕事」どう伝えていくべきか？
当社は、グル－プ内のブランディング機能をもつ企業のひとつとして、伊藤忠商事のコーポレートメッセージ（現：企業行動指針）とステートメントづくりをサポートさせていただきました。
日頃より、「人こそ資産」を掲げられていることから数多くの社員の方と顔を合わせてのインタビューを行い、そこから見えた「個の力」の強さこそが伊藤忠の強みであり、独自性であることに辿り着きました。
「ひとりの商人、無数の使命」にこめたものとは？
「自由闊達な精神」、困難に向かい挑み続ける「野武士集団」としての姿、「類まれな個の力」による組織力、いかなる環境にも適応し、危機を乗り越えていく「現場主義」の底力、そしてミッションへの明確な自覚をもち、顧客のニーズに応えるために、多様な事業を最後まで選り抜く「プロ意識」、といったものが盛り込まれ生まれています。
広告展開では、一般には分かりづらい「商社」の仕事をそこで働く人々を通じて訴求。実際の社員を広告へ登場させ、人々の生活に常に寄り添って奮闘している商人の姿を見せることを基本にしたクリエイティブを制作し、新聞広告を中心に数多くの広告賞を受賞するなど伊藤忠商事の企業イメージUPにつながっています。