クライアントの数だけ
自分の知識や経験に厚みが生まれる
2012年新卒入社
入社のきっかけ
大学では教育学部で教員免許も取得していましたが、海外での教育政策を学びたく、大学院に進学し、スウェーデンの大学院に1年間留学しました。そこでは民間企業で働いて先生になる人や様々な価値観をもった方がいて、キャリアの考え方、家族と仕事の向き合い方など日本との違いが大きく、多くのことに感化されました。帰国後は、教育系だけでなく、幅広い業界を視野に入れた就活に取り組みました。その中で出会ったifsは、商社でありながらモノではなく、戦略や仕組みをつくっていること、伊藤忠グループとしての海外とのつながりがあることに魅力に感じて選考に応募しました。余談になりますが、選考では、面接前にお手洗いで声をかけてくれた方と、そのまま面接で面接官として再会して(笑)。選考の場ではないところで、学生の自分に気さくに声をかけてくれたことがとても印象に残っています。
現在の担当業務
複数の部署に所属しながら、企業のブランディングやブランド開発、マーケティング調査、海外トレンドサイトの代理店業務、海外ブランドの日本展開におけるアライアンス業務などを担当しています。
一口にブランディングといっても、クライアントの要望によって企業の周年記念のコピーライティングや新ブランドの商品開発など関わり方は様々です。代理店業務では、自社コンテンツと組み合わせたセミナーを開催して新規顧客を開拓したり、アライアンス業務では日本市場でどのような売り方や市場を展開していくかパートナー企業様と戦略を立て推進したりしています。
仕事のやりがい
クライアントはもちろん、その先のクライアントのお客様にもご満足いただけたときです。試行錯誤しながら考えた戦略やアイデアが、クライアントや市場でも一定の評価を頂けると、達成感があります。また、手掛けた商品を一般の方が街中で使っているのを目にしたり、著名なYouTuberやインフルエンサーが取り上げてくれた時などは、自分の仕事の成果が目に見えるかたちで分かるので、責任感とやりがいにつながっています。また、クライアントから継続して案件をいただけたり、担当を離れてもプライベートでもお付き合いをさせていただくことがありますが、仕事を通じてそうしたご縁をいただけることが、喜びにつながっているなと感じています。
成長を実感したとき
働く場所、関わる事業、クライアント、それぞれが変わるタイミングで、自分の成長を実感することが多いと思います。
3年目で大阪支社に異動した際、当時の上司から「責任は取るから、失敗してもできる限りチャレンジしていい」と言われ、海外出張など様々な経験をさせてもらいました。その地での商文化に飛び込みながら働く中で、失敗も成功も経験として返ってくることを身をもって体験しました。また、ジョブローテーションを通じて、ブランディングや輸出入業務、マーケティングなど、社内の主軸となる業務を経験し、その度に業務の領域が広がった実感がありました。戦略をつくるフレームワークも調査手法も課題も、クライアントの数だけ無数にあり、その度に自分の知識や経験に厚みが生まれ、成長につながっていると思います。
仕事で大切にしていること
話をよく聞くことと、現場の感覚を大切にすることです。仕事柄、様々な業界のとお仕事をさせて頂くことが多いため、できる限り展示会に顔を出したり、現場の人と会話したりして、どんなことに悩んでいらっしゃるか話を直接お伺いすることを大切にしています。特に担当業務においては、可能な限り業界誌や文献を読み業界の周辺知識を学び、そのための情報収集を欠かさないようにしています。あまり関係なさそうな分野でも、知っておくと後々役に立つことも多いので先入観を持たず、とりあえずやってみる精神は大事と感じています。また、普段からアンテナを張ってこくことも必要なので業界の構造や興味のある企業の得意分野はなんだろう、CMを見てどんな戦略なのかなとか推測したり、正解はなくとも自分なりの仮説を持つように意識しています。