現在は約60社のみなさまにご加入いただいており、さまざまなコンテンツを通して学びや交流を提供しています。
一方的にお伝えするだけではなく、会員の皆さまやゲストの方々、訪問させていただいた先々の皆さまとの対話から新たな知見や発見を得たり、コミュニティとしての一体感もますます醸成されています。
ここでは、会員の皆さんと一緒に経験してきた、盛りだくさんの内容を改めて振り返り、ご紹介します。
iSFLイベント
1年に4回(約3か月に1度)開催している、スタンダード会員向けのオフラインイベント。「大人の社会科見学」を裏テーマに、普段目にしたり足を運ぶ機会の少ない場所に直接出向き、
見て聞いて触れて、さまざまな学びのヒントを実地体験します。
2023年7月28日第1回「サステナブルキャンプ大解剖@FOLKWOOD VILLAGE
“おいしいキャンプ“を支えるサステナブルな秘密に迫る!」
山梨県北杜市にある人気のキャンプ施設、「FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳」。
自然や地域と調和したキャンプづくりの秘密を、実際にお伺いして体験しました。
「サステナブル」はあえてアピールポイントにせず、さまざまなきっかけを作ることで
「気づく人は気づく」仕組みを作っていたことが印象的です。
《学びポイント》
①木と水を守り、環境を傷つけない工夫が快適性もつくる
②地域を巻き込み、ハブになるヒント「ホスピタリティ力」
③あえて”サステナブル”をアピールしないマーケティング
当日の様子はこちらより
また、外部のライターによる潜入レポート記事もございます。
完全非公開のiSFLイベントに潜入レポート!
「サステナブルキャンプ大解剖@FOLKWOOD VILLAGE
“おいしいキャンプ“を支えるサステナブルな秘密に迫る!」
ぜひご覧ください。
2023年11月17日 第2回
「食器をめぐる”素敵”なサーキュラーエコノミーの作り方」
バリューチェーン全体において、サーキュラーエコノミー(循環経済)の原則に沿った取り組みを進めている、
明治時代から続く陶磁器メーカーのニッコー株式会社さんにご協力いただき、第2回イベントを行いました。
自社の強みを生かした取り組み方や、他企業・団体との連携、
実際に食器を砕いた肥料で育った食材をお皿の上でいただくことにより、立体的に学び、体感する場となりました。
《学びポイント》
①まずは外部との勉強会やワークショップを会社全体で(特に最初から決裁者を巻き込むこと)
②自社の強みを生かした、「必然性」のある取り組みが大切
③サーキュラーエコノミーの視点で考え始めるとすべての事業がつながる
2024年2月1日 第3回
「リユースとリサイクルの境界線」
年間約1.3億着(約5万トン)の古着を取り扱い、日本最大規模のリユースおよびリサイクル事業を展開するファイバーシーディーエム株式会社。
今回は、海外への出荷拠点として埼玉県加須市に設立した工場を特別に見学させていただきました。
廃棄を減らすために企業ができることを、実際の現場で体験していくほか、工場近くの会議室にてセミナーとディスカッションも行います。
【今回の学びポイント】
・「課題先進業界」に学ぶサステナビリティの実践と現実
・リユース/リサイクルなど「適材適所」の見つけ方
・自社と他者、日本と海外をつなぐ取引をつくる
2024年3月28日 第4回
「新素材がつくる衣・食・住を越境した資源循環」
サーキュラーエコノミーや資源循環の視点で、欠かせないポイントでありハードルでもあるのが異業種間での協業。
「ファッションロス」と「フードロス」を美しく再資源化し新たな資源として「社会」で繰り返し活用する」をミッションに掲げる新素材の「PANECO®」を例に、業界を越境した資源循環のデザイン方法を探りました。
【今回の学びポイント】
●新素材開発のティッピングポイント
●回収・再生・応援をめぐる「共感」の輪のつくり方
●環境配慮とビジネスの両立
2024年7月5日第5回
「植物と地域コミュニティと企業が共生するまちづくり」
「まちの緑を、自分たちの手で」をテーマに、世田谷区下北沢を中心に活動している「シモキタ園藝部」さんの活動場所にお邪魔し、これからの地域コミュニティの在り方と、そこに企業がどうかかわっていったらよいのかを学ぶイベントを行いました。
◉学びポイント
・園芸というリアルなプロセスを通じて目指している循環のかたちを体験
・地域の人々が手を動かして協力することの意味や効果を感じてみる企業としてのかかわり方を考える
・市民だけでなく企業が地域コミュニティにどうかかわるか考える
2024年10月22日 第6回
「<会員事例を体感しよう>積水ハウスが取り組む サステナブルな暮らしの実現とその裏側」
最先端のライフスタイル型モデルハウスの体験や、建築廃棄物を100%リサイクルする資源循環センターの仕組みの見学、積水ハウスさんのリサーチャーやデザイナー、ifs未来研究所の研究員の視点を織り交ぜた生活者の潮流に関するトークセッションなど、丸1日かけて盛りだくさんの内容を体験いただきました。
【学びポイント】
・長年のリサーチの結集であるライフスタイル型モデルハウス群から、生活者のニーズと未来の暮らしを体感する
・建築廃棄物は100%回収しリサイクル。トレーサビリティ実現への熱意と工夫を聞く
・これからの暮らしはどう変わる?潮流と実装の裏側をひも解く
iSFLカンファレンス
1年に4回(約3か月に1度)行っている、座学形式の勉強会がiSFLカンファレンスです。スタンダード会員の方には懇親会つきのオフライン参加、ライト会員の方はZoomを通したオンライン参加が可能です。
ifsのナレッジをお届けするパートや、さまざまな専門分野をもつゲストの方とのパネルディスカッション、
会員様どうしで交流しながら議論する意見交換など、豊富なコンテンツを用意しています。
各回の様子はアーカイブとして会員サイトからも確認できるため、
後からご入会いただいた方もご覧いただけます。
2023年8月24日 第1回
「次世代の価値観とサステナビリティ&インクルージョン」
これからの世の中を考えていく上で欠かせないのが、次世代の視点や価値観。
ifs未来研究所からifsオリジナル世代区分の最新分析結果であるSelf-D世代のレクチャーを行うとともに、
慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスの塚原沙智子先生と塚原ゼミの学生さんをお招きしトークセッションを行いました。
《学びポイント》
①今の大学生世代をひも解くキーワード「自己規律、多様性、自己防衛」
②サステナビリティやインクルージョンは「安心できる心地よい状態をつくり維持するための一要素」
③「環境破壊」の恐ろしい面より、ポジティブな訴求やアイディアの面白さをアピールするのが大事
カンファレンスの様子をお伝えするレポートもぜひ併せてご覧ください。
第1回 iSFL カンファレンス「次世代の価値観とサステナビリティ&インクルージョン」開催レポート
2023年10月20日 第2回
「冷凍食品にみるこれからのサステナブルなくらしとビジネス」
「おいしくてサステナブルな生活を」をテーマに発足したフローズンエコノミー協会に
加盟・活動している事業者3社様をゲストに招きトークセッションを行いました。
弊社からも「食とサステナビリティをめぐる課題」をテーマに3つのショートレクチャーをお届けしました。
《学びポイント》
①サステナビリティはマーケティング戦略ではなく、企業の生存戦略
②会社の描くビジョンを体現できるミドルマネージャーの存在が大事
③「自らの事業成長こそが、社会課題の解決手段」といえるビジネスづくりを
2023年12月18日 第3回
「2024年以降の展望とサステナブルな未来のつくり方」
2023年の締めくくりとなるカンファレンスでは、
2024年以降の中長期的な変化の方向性を展望するとともに、
ゲストにNOSIGNER代表・太刀川英輔さんをお招きし、
サステナブルな未来づくりのための視点やアイディアについて学びました。
終了後はオフライン参加の皆さま向けにITOCHU SDGS STUDIO内「星のキッチン」で懇親会を行いました。
2024年2月28日 第4回
「衣から考えるサステナビリティ推進のハードルと打開の一手」
ゲストをお招きしてのトークセッションではサステナビリティ推進のヒントを歴史・文化というひねりのある視点からお届け。
また、課題先進業界である衣関連領域の会員企業より現在の取り組み事例をご紹介いただくとともに、参加会員さま全員でお互いの現状と今後について対話する時間を設けました。
ワールドカフェ形式の対話ではじっくりと会員企業様どうしが自社の課題やその解決策について明るくフラットに話し合う機会となり、「悩んでいるのは自社だけじゃなかった」「こんな考え方もあるのか」などのご感想をいただきました。
【学びポイント】
・自社の魅力あるいは課題をサステナビリティ推進力につなげるためのヒントを得る
・実際の事例から自社以外のサステナ推進の取り組みの課題と可能性を具体的に知る
・お互いの現状を把握して今後のモチベーションとコラボレーションのきっかけをつくる
2024年5月23日 第5回
「世代を超えたサステナブルなモノコトの広げかた・続けかた」
時代の変化の方向性をウォッチしていくための定点として、ifsが長年注目し研究してきた「世代」。
今回は、その世代知見からサステナビリティに対する若者世代と上世代の視点の共通点と違いを整理しながら、若者と近い目線で活動している有識者である株式会社SEAMES代表のコミンズ・リオ様のお話も交え、立場や考え方の違いを超えてサステナビリティを推進していくためのアプローチの方向性について考える会になりました。
【学びポイント】
・世代を切り口にサステナビリティに対する考え方や行動の違いを把握する
・サステナビリティに対する考え方や行動の違いの背景を理解する
・考え方や行動の仕方の違いを超えて社内外に取り組みを広げていく方法を考える
2024年8月29日 第6回
「生活者とともに進めるサステナブルアクション」
住まいや暮らしにフォーカスを当て、日常生活の中でどう生活者とともにサステナビリティに向けたアクションを進めていくかを考える会を催しました。
弊社ifs未来研究所の研究員からのレクチャーや、事業を進めている会員企業様からのお話とトークセッション、またご参加いただいく皆さまとのグループワークをもとに、自社がこれからとれるアクションのヒントを探る場としてiSFLならではの学びとなりました。
【学びポイント】
・暮らしにまつわるサステナビリティの潮流と各社の取り組みを知る
・各社の共通点や課題を元に生活者の行動変容を起こすための必要なアクションについて考える
・社内外に取り組みを広げていくために取り組むべき次の一手を考える
ジャーナル
1年に6回、隔月の終わりごろにPDF形式で発行しているiSFLジャーナル。毎回ひとつテーマを決め、関連したサステナブルな情報をお伝えするべく
ifs未来研究所を中心にした社内のナレッジや、有識者へのインタビューなどを掲載しています。
vol.1 「食から捉えるサステナビリティ」
vol.2「社会と暮らしの変化の兆しから2024年以降の未来を探る」
vol.3 「ファッションとサステナビリティの現在地」
vol.4「若者世代と考えるサステナビリティ」
vol.5 「ウェルビーイングからひも解く持続可能な暮らしとビジネス」
今後も多様なコンテンツをお届けしてまいります。ぜひお楽しみにしていただけると幸いです。また、これからご入会いただく会員様も随時募集しています。iSFLに関する資料やお問い合わせはこちらのページからご覧ください。