「コロナ後のニューノーマル考察」レポートのご紹介

コロナ後のニューノーマル考察レポートが完成しました。

KCI Key Consumer Indicators by ifs vol.2

伊藤忠ファッションシステム マーケティング開発第1グループでは、「KCI Key Consumer Indicators by ifs vol.1」として、「コロナ後のニューノーマルに関する消費者調査」レポートを作成しました。新型コロナウィルス後にライフスタイルや消費意識がどう変化するのかを探るために、20-50代の男女1,106名を対象にwebアンケート調査を実施し、それを元に考察を行いました。

* KCIとは、今後の重要な経営指標となりうる消費者の心理変化や行動変化を、ifsのコンサルタントが調査・分析を行った上で発信を行うコンテンツです。
 

KCI Key Consumer Indicators by ifs

第1弾 「コロナ後のニューノーマルに関する消費者調査」レポート 新型コロナウィルス後に、ライフスタイルや消費意識がどう変化するのかを探るために、20-50代の男女を対象にwebアンケート調査を実施し、それを元に考察を行いました。

調査結果を踏まえた、ifsが考えるコロナ後のニューノーマル考察

Renew the Real.


Renew the Real Life. 自分の生活を「綿密」に見つめ直す
Renew the Real Communication. ソーシャルディスタンスを保ちながら「濃密」なコミュニケーション
Renew the Real Place. 店や場とのつながりをより「親密」に感じながら楽しむ

緊急事態宣言によってストレスが鬱積している消費者は、コロナ収束後には、国内旅行やレジャー、買い物などアクティブに過ごすことを夢見つつ、様々な工夫しながらSTAYHOME している実情がわかりました。また、ウェブやデジタルでしかサービスが受けられない、人と接することができないことに対する、一種の「飽き」が生じているとも考えられます。そのため、収束後は、改めて「リアルの良さ、リアルならではの喜び」を享受するために、旅行や街、店を訪れる機会が増えると思われます。 コロナ収束後の生き方に関しては、人との関係は大事にしながらも、自己犠牲や我慢を強いる「利他的な生き方」ではなく、自分の幸せと世の中の幸せの双方を求めていく生き方が主流になることが推測されます。

【調査結果抜粋】


① 家に長くいることでの生活変化
「運動不足を感じるようになった」がトップ。次いで「テレビを良く見るようになった」「ネットやSNSや動画サイトをよく見るようになった」「食費がかかるようになった 」「交際費がかからなくなった」の順。

② コロナ収束後にしたいこと
トップは「国内旅行」。次いで「友人・知人との食事」「商業施設での買い物」「温泉・温浴施設」と、コロナによる自粛で我慢をせざるを得なかったものが上位。

③ 新型コロナウィルス問題が収束したあとの、生活のスタイルや消費スタイル
生活スタイルでは、「できるだけ貯金や預金をする生活」「本当に必要な物事にだけお金や時間を費やす生活」、「ものをなるべく減らした生活」、「家の中の居心地の良さを重視する生活」で、コロナを機に、生活のスタイルを見直す人が多数。消費スタイルでも、「本当に必要なものにだけお金を使うスタイル」が最も高く、「できるだけ安いものを買う生活スタイル」「安易に情報に踊らされずにしっかり見極めて利用・購入するスタイル」と、慎重になる一方で、ストレスが溜まっているせいか「気に入ったものにはお金を使うスタイル」も多い。

④ 新型コロナウィルス問題を経た、あなたの生き方や考え方変化
「改めて家族が大切さだと感じるようになった」がトップ。マスクやトイレットペーパーの奪い合いをみたせいか「やっぱり人は自分勝手なんだと思うようになった」も多かった。また、コロナ問題で注目された、「利他的な生き方が大切だと思うようになった」は、今回の設問の中では最下位。まずは自分の生活を守るという生活防衛意識が優先されるという結果となった。

KCI Key Consumer Indicators by ifs

第1弾 「コロナ後のニューノーマル考察」 調査ディレクター 太田敏宏
伊藤忠ファッションシステム㈱マーケティング開発第1グループ。
大手小売業やメーカー向けに事業戦略・商品戦略・商品企画等の業務を行う。また、商業施設デベロッパー向けに、調査・戦略立案・施設コンセプト策定・リーシングディレクション等を行う。消費者視点で、商品・生活・環境等を鋭く読み解く独自視点が売り物。それを生かし、執筆・講演にも精力的に活動中。弊社ホームページにて「太田の目」を連載中。

今回の「コロナ後のニューノーマル考察」レポートに関して、サマリー版を下記のリンクからダウンロードいただくことが可能です。
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問合せ先:marketing@ifs.co.jp
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