ifs未来研究所
モノや情報が溢れ返り、ひとつの商品やサービスをとってみても“生活者”自身が常に理性的に判断できる範疇を超え、ますます複雑化。
生活者の感情や心に訴え、自分ごと化させ、共感してもらうというプロセスが必要不可欠になっている今だからこそ、ifs 未来研究所では、「時代の気分」「生活者の価値観」「ビジネスの可能性」といった視点から、少し先の未来について様々な切り口から情報を発信。
Knowledge
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~コト消費のその先は?~「ああはなりたくない!」若者メンズの健康意識
ウェルネスという言葉が一般的になり、アラサーを目前にした若者は、身体の変化を感じ始めて食生活や健康に対して意識をもちはじめています。特に考えてはいるものの、どのように行動に移していいかわからない若者メンズの間では、手軽なサプリに注目が集まっているようです。そんな中、サプリもパーソナライズ提案してくれるサービスがあると聞き、団塊ジュニア世代(1971~76年生まれ)の先輩を誘い、一緒に体験してきました。「サプリは効果がわからないから今まで飲んだことがない」という先輩のカウンセリングからその後の様子を間近で見て感じたことをレポートしたいと思います。
Knowledge モノを買わない世代の気分消費 コラム -
~コト消費のその先は?~トレンドとは逆行!?一体感と周囲との適度な距離感を演出した、「一人モード」になれるストイック系スタジオの人気が再燃中。
今や「健康志向」は当たり前のものとなり、街中にはホットヨガや24H営業のジム、パーソナルジムなど、多種多様なフィットネスジムが立ち並んでいます。特に震災後は、「足元を見つめ直した土台作り」といった生活者気分から「資本としての自分を鍛えるストイック系フィットネス」が人気となり定着しました。 それから5年以上が経った今、リラックスや疲労回復を目的としたスタジオも現れ始め、新たなトレンドの兆しを見せています。そんな中、トレンドを逆行するかのようにストイック系エクササイズに取り組む若者が増えているとよく耳にするようになり、今回私は、短時間で集中的に鍛える事ができるとインスタで話題のボクササイズを体験し、若者から注目を集める理由を考察したいと思います。
コラム Knowledge モノを買わない世代の気分消費 -
生活者の消費行動を読み解く。モノを「 手放す」ムードによって見えた次代の新しい買い方とは
「モノを買わない生活者」などと言われるようになって久しいが、生活者が今、「買いたいもの」そして「手放したいもの」とは一体何であるのか。伊藤忠ファッションシステム株式会社では各世代にWebアンケート調査、ビジュアルアンケート調査を実施し、その実態を探った。そこから見えてきたことは、捨てる、売るなど「手放す」ことに向き合う機会が多くなったことで、新たな買い方が志向されているということ。“所有”よりも“活用”の時代へと着実にシフトしている中、今後の消費の方向性を探る。
コラム Knowledge -
~コト消費のその先は?~動物カフェに集う若者。SNS疲れを癒しながら、スマホ片手にちゃっかり自分ブランディングする
ここ数年「空前のペットブーム」が到来しており、飼育のしやすさから特に猫に注目が集まり、飼育数は犬と同程度になったと聞きます。癒しを求めた単身女性が牽引してきたと言われていますが、これをきっかけに、実際に飼えない人でも動物と触れ合える多種多様の動物カフェも登場しはじめました。 最近では蛇などにフォーカスを当てた爬虫類カフェが存在するなど、一見すると癒しとは程遠い動物たちが、実は今、若者に最もウケているそうです。今回はその一風変わった動物カフェの実態と若者が何を求めてその場に足を運ぶのか、その訳を探ってきました。
コラム Knowledge モノを買わない世代の気分消費 -
激動の平成ファッションビジネス史と次代の展望(後編)ファストファッションの市場席捲と急速なEC化が進んだ平成後期
10月号に引き続き、「激動の平成ファッションビジネス史」を振り返るとともに、次代への視点を探ってみたい。前編ではバブル期~バブル後の不況期を取り上げたが、後編では、21世紀を目前に控えた平成10年(1998)からスタートする。平成20年代に入ると本格的にファストファッションが市場をけん引し、ZOZOTOWNに代表されるファッションECモールが台頭するなど、ファッション流通は大変革期を迎えた。
コラム FASHION ASPECT Knowledge -
ファッションを再定義する:ifs fashion insight開催レポート:第2回:いまどき女子にとってのファッションを再定義する【Part③】
伊藤忠ファッションシステム株式会社(以下、ifs)では、次代に向けてのファッションの意味・役割を再定義し、新たなビジネスの視点を提案するコアプロジェクトとして、今年3月にトークセッションシリーズ「ifs fashion insight」を始動した。 vol.2の開催レポート【Part②】では、 “いまどき女子”のリアルな消費意識やストリートファッションに迫ってみたが、Part③では、いよいよ “いまどき女子”との関係作りのヒントを探ってみる。
対談 FASHION ASPECT Knowledge -
ファッションを再定義する:ifs fashion insight開催レポート:第2回:いまどき女子にとってのファッションを再定義する【Part②】
伊藤忠ファッションシステム株式会社(以下、ifs)では、次代に向けてのファッションの意味・役割を再定義し、新たなビジネスの視点を提案するコアプロジェクトとして、今年3月にトークセッションシリーズ「ifs fashion insight」を始動した。
対談 FASHION ASPECT Knowledge -
ファッションを再定義する:ifs fashion insight開催レポート:第2回:いまどき女子にとってのファッションを再定義する【Part①】
伊藤忠ファッションシステム株式会社(以下、ifs)では、次代に向けてのファッションの意味・役割を再定義し、新たなビジネスの視点を提案するコアプロジェクトとして、今年3月にトークセッションシリーズ「ifs fashion insight」を始動した。このプロジェクトでは、今の時代を敏感に感じとるゲストたちによるトークをもとに、時代の流れの中でのファッションの変化・変質を明らかにするとともに、次代のファッション×ビジネス視点について検討を重ねることを目指している。
対談 FASHION ASPECT Knowledge -
~コト消費のその先は?若者男性で高まる身だしなみケアレベル。背景には、SNSで常に見られている不安と今の状態をマイナスにしたくない意識。
男性の身だしなみといえば、今までは髪型や服装などの見た目を清潔に保つことを指してきたように思いますが、近年では”美容男子”という言葉が定着するほど、髪型や服装だけではなく、男性の身だしなみにおけるケアレベルが上がってきたように思います。例えば、私たちLINE世代のような若者男性の間では、見た目の美しさやその美しさの維持を求めて、肌ケアや脱毛、シェイプアップのためにエステに通う人もいるほどだと聞きます。そこで今回はエステサロンで実際に施術を体験し、人気の背景を探ってきました。
コラム Knowledge モノを買わない世代の気分消費 -
無理せず今を受け入れる団塊ジュニア世代vs理想を追い自ら頑張るプリクラ上世代
伊藤忠ファッションシステムでは、さまざまな視点から世代研究を行っているが、今回はライフステージの境目にある「アラフォー」前後の「団塊ジュニア世代」(1971~1976年生/現在42~47歳)と「プリクラ上世代」(1977年~1981年生/現在37~41歳)にフォーカスしグループインタビューを実施した。これまでに明らかになっている各世代の基本価値観をふまえた上で、子育てや仕事にと多忙な彼らの“今”を知ることで、今後のマーケティングアプローチのポイントをまとめた。
コラム FASHION ASPECT Knowledge -
~コト消費のその先は?ひとつだけでは物足りない!LINE世代のコト消費のポイントは、選択肢の多さと自由なカスタマイズ
私たちLINE世代は、モノを所有することで価値を見出すよりも、商品やサービスを購入したことで得られる体験に価値を見出す「コト消費」世代であると言われています。そんなLINE世代が中心となって消費を引っ張っている代表とも言えるのが、この数年、盛り上がりを見せているフェスです。
コラム Knowledge モノを買わない世代の気分消費 -
ファッションを再定義する:ifs fashion insight【全6回】
ifsでは、この10年間の時代の大きな変化と、その中でのファッションの変質を捉え、ファッション視点に基づきビジネスを展開する企業として、次なる時代に向けて、ファッションの意味・役割を再定義し、新たなビジネスの視点を提案していきたいと考えている。その核となるプロジェクトとして、今年3月、トークセッションシリーズ・ifs fashion insightを始動。
コラム FASHION ASPECT Knowledge -
ポジティブムードのアラサー愛されキラキラOLに注目
仕事・結婚・子育て全般を充実させる「全部持ち」を目指して、「仕事を頑張る」ことと「キレイ・カワイイ」存在であることを無理なく両立させ、ポジティブに日々を送る人たちが増えているのだ。今回は、そんな彼女たちをターゲットとする雑誌『andGIRL』の高木麻衣子編集長へのインタビューも交えて、「今どきアラサー女子」についてレポートする。
コラム FASHION ASPECT Knowledge -
都心の商業施設に求められる要素とは
2020年の東京オリンピックが近づく中、都心の大規模施設開発ラッシュが続いている。不動産・建築コストが高騰しつつも、東急不動産、三井不動産、三菱地所、森ビルなど大手各社が中心となり、渋谷、日本橋、丸の内~大手町、虎ノ門などのエリアで再開発が着々と進んでいることは、日々街を歩いていても実感できる。オフィスや住宅も含めて劇的に変貌を遂げようとしている都心だが、あらためて都心の商業施設に求められる役割について考えてみたい。
コラム FASHION ASPECT Knowledge -
ifs 2018年新春フォーラム事後レポート
2018年1月19日(金)、渋谷ヒカリエにてifs 2018年新春フォーラムを実施させていただきました。当日は多くの方々にご来場いただき、おかげさまで盛況のうちに幕を閉じました。 当日残念ながらご来場いただけなかった方々へ向けて、本フォーラム第1部 『生活者の気分’18 2018年以降の時代の方向性と生活者の幸せ観』 のレポートを下記掲載させていただきます。 弊社では今後も各種イベントを開催させていただきます。その際には本ホームページにて告知させていただきますので、みなさま是非ご参加ください。
コラム フォーラム Knowledge -
単なるはやりで終わらない志向への影響。若者女子に人気の韓国
伊藤忠ファッションシステムでは、これまでの世代論の一環として、現在の17 ~ 20歳にあたるLINE下世代〈仮〉(1997年~ 2000年生まれ/現17 ~ 20歳)の消費行動分析を行っている。そこで浮かび上がってきたのは、若者層を中心に近年活発な「韓国ブーム」であること。ファッションビルなどにも韓国のファッション、メイクブランドが次々に登場している。今回はその実態がうかがえるオープンデータと、韓国に魅力を感じこれまでに4 ~ 5回旅行している20代女性4人へのインタビューから、今なぜ若者が韓国に魅力を感じているのかを探った結果、若者の韓国との今後の関わり方が見えてきた。
コラム FASHION ASPECT Knowledge -
2018 年の生活者の気分。削ぎ落とすことで平穏に。そして“動く”年に
伊藤忠ファッションシステム(以下、ifs)では、恒例の「生活者の気分」リサーチを行った。昨年は、2021年にフォーカスし、「暮らしのイメージ」をテーマにまとめたが、今回は、2020年代という新たな年代へのカウントダウンが始まる年を迎えることもあり、あらためて、「生活者にとっての幸せとは?」をテーマにその輪郭を探った。調査結果から、生活者の、“自らかろやかに動くため不必要なもの、余計なものを削ぎ落としながら次に向かう”という姿勢が浮かび上がってきた。
コラム FASHION ASPECT Knowledge