ifs未来研究所
モノや情報が溢れ返り、ひとつの商品やサービスをとってみても“生活者”自身が常に理性的に判断できる範疇を超え、ますます複雑化。
生活者の感情や心に訴え、自分ごと化させ、共感してもらうというプロセスが必要不可欠になっている今だからこそ、ifs 未来研究所では、「時代の気分」「生活者の価値観」「ビジネスの可能性」といった視点から、少し先の未来について様々な切り口から情報を発信。
Knowledge
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マーケティング戦略アップデート 第13回 Z 世代は社会問題を意識した観光を求めている
この1年ほどの間に、私たちの多くは、これまであまり経験したことのない距離感覚を身につけたのではないか。毎日を平穏無事に過ごすために手洗いや三密を避けるなど一つ一つの行動に集中しつつも、同時に、この社会状況がずっと続いたとき私たちにいったい何が起こるのだろうか、そういう全体を見渡そうとする視点……あたかも虫の目と鳥の目を両方もったように、視界を伸び縮みさせながら暮らす癖をつけたように思う。
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マーケティング戦略アップデート 第12回 D2CとEコマース
コロナ禍の消費者の行動・需要変化により、流通小売業界は明暗が分かれている。 経済産業省による2020年の小売業動向調査では、コロナ禍の巣篭もり需要により、業態別に見ると、スーパー、家電大型専門店、ドラッグストア、ホームセンターでは前年より販売額が増加し、百貨店、コンビニエンスストアでは減少した。
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マーケティング戦略アップデート 第11回 地域を活かすワーケーション
コロナ禍でテレワーク制度の導入が進むなか、ワーケーションが注目されている。2019年に全国的にワーケーションを普及促進させることを目的として設立された「ワーケーション自治体協議会(WAJ)」には現在、1道22県171市町村(21年6月24日時点)が参加しており、観光地としても人気のある北海道や沖縄、リゾート地として有名な長野・軽井沢などもワーケーションの誘致に力を入れている。
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Bridge to New Experience”モノ減らし”のためというよりも、”コト増やし”や”自分探し”のために普及してく、サブスクリプションの可能性
伊藤忠ファッションシステム マーケティング開発第1グループでは、「KCI Key Consumer Indicators by ifs vol.3」として、全国に住む20-60代男女1,112名を対象にサブスクリプションンに関するwebアンケート調査を実施し、それを元に考察を行いました。
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マーケティング戦略アップデート 第10回 「常連さん」の時代
コロナ禍で露呈したのは、大量のトラフィックが必ずしもビジネスの成功に結びつくのではない、ということかもしれない。度重なる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発出によって、中心街や交通機関から人の波が消えた。
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消費者はアフターコロナをどう予測しているのか? 「あなたが予測するアフターコロナ」
伊藤忠ファッションシステム(ifs)では、「KCI Key Consumer Indicators by ifs vol.5」として、コロナ後のライフスタイルやビジネスの予測を行うために、全国に住む20-50代男女552名を対象に、webアンケート調査を行いました。消費者が「期待する」コロナ後ではなく、消費者はコロナ後をどう「予測」しているのかを聴取し、消費者の「予測」の裏側にある心理を考察。また、「予測」が生む、コロナ後に向けた心の準備や、消費の兆しを考えました。
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マーケティング戦略アップデート 第9回 “身近-心近(こころぢか)”なモノ・コト・ヒト・マチ
コロナ禍の暮らしは1年を超え、いまもなお落ち着かない日々が続いているが、当社でこの3月に実施した「生活者の気分」調査によると前向きな気分をふやしたいという意向が高まっている。右往左往させられている間にも否応なく過ぎてしまう人生のなかの大切な時間。この状況に柔軟に適応しながら、楽しい日々に転換したいという生活者の動きに注目したい。
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マーケティング戦略アップデート 第8回 世界の変化、未来への行動
「世界中を安全に旅ができ、国際交流がいまよりもっと進む社会を、家族や子孫に残していきたい」と願う気持ちは、先進国だけでなく新興国に住む人々も同じようだ。難民としてたどり着くのではなく、もっと自由な意思で移動できる時代がきっとくるはず、と。
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マーケティング戦略アップデート 第7回 “移動型コンテンツ”で楽しむ暮らし方
コロナ禍での暮らしも1年以上となった。当社が実施した2021年1月の生活者調査では、「コロナ禍が完全に終息したとしても前の暮らし方には戻らない」と考えている人が7割以上を占めた。日常の暮らし方だけでなく、在宅ワークやオンライン授業の導入など働き方や学び方も大きく変わり、多くの人がいままでと違った緊張感を強いられながら日々生活している。
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マーケティング戦略アップデート 第6回 徒歩旅行のポテンシャル
どうにもままならない「新しい日常」のなかで、行きたい場所のリストづくりに精を出している。その一つが寄席。知らない時代や場所を空想する、言うなれば“エア旅” ができる。好きな噺のひとつが「大山詣り」なのだが、ご存じの方も多いだろう。長屋の連中で大山の阿夫利神社にお詣りに行く際、酒癖の悪い熊さんが起こす騒動の顛末が描かれる演目だ(悪酔いの罰に頭を剃られた熊が、意趣返しに長屋のおかみさんたち全員を尼さんにしてしまうのがオチ)。
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"マーケティング戦略アップデート第5回 風の時代と心地よさ"
自己の内面を見つめ直す気運の高まり “自分探し”という言葉はかなり前から使われてきたが、私はいまあらためて、この言葉が気になっている。
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マーケティング戦略アップデート第4回 東京一極マーケティングの転換点
コロナ禍で都心のビジネスが厳しい状態に 郊外やロードサイドの商業施設や専門店が、底堅い売上げや順調な回復をみせたのに対して、都心の商業施設や飲食店は厳しい状況が続いている。
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マーケティング戦略アップデート第2回 オフライン体験に期待を高めるインスタ世代
当社では、バブル崩壊後の1995年から生活者を捉える視点に「世代」を据え、その志向性・消費傾向についてリサーチ&分析を続けている。
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マーケティング戦略アップデート第1回 若者とSDGs
昨年の夏、カリフォルニアへ家族旅行に行った。ホテルのプールで10歳になる長女が、同性愛者のカップルに目線を配り、「ああいう愛のカタチもあるんだね」と私にささやいた。
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「Re-commerce(フリマアプリ等)」に関するレポートを作成しました。
KCI Key Consumer Indicators by ifs vol.2 第2弾 「Re-commerce(フリマアプリ等)に関する消費者調査」レポート。 伊藤忠ファッションシステム マーケティング開発第1グループでは、「KCI Key Consumer Indicators by ifs vol.2」として、全国に住む20-60代男女1,112名を対象にフリマアプリなどを中心にした「Re-commerce」にwebアンケート調査を実施し、それを元に考察を行いました。
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「コロナ後のニューノーマル考察」レポートのご紹介
伊藤忠ファッションシステム マーケティング開発第1グループでは、「KCI Key Consumer Indicators by ifs vol.1」として、「コロナ後のニューノーマルに関する消費者調査」レポートを作成しました。新型コロナウィルス後にライフスタイルや消費意識がどう変化するのかを探るために、20-50代の男女1,106名を対象にwebアンケート調査を実施し、それを元に考察を行いました。
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~コト消費のその先は?~カジュアルさで若者の心を掴む、完全セルフのフレンチレストラン
「中食・内食」のバリエーションも豊かになり、若者のアルコール離れも加速する中、外食産業はこの数年で業態をはじめ様々な変化を見せています。特に、生活者の節約志向もあり、低価格化も進行しています。今回はそんな世の中にマッチしたファストフードのように券売機で買えるセルフサービスのフランス料理店に行ってきました。 私たちLINE世代はフランス料理と聞くと、金額もさながら、マナーやコースといった部分でも敷居の高いイメージがあってなかなか足を運ぶことはありません。 しかし、カジュアルなスタイルということで非常に興味が湧き、食通のばなな世代(1965年~1970年生まれ)の先輩を誘ってこの一風変わったフランス料理店へ行ってきました。 今回はそこで体験してきた世代による感覚の違いをレポートしたいと思います。
Knowledge モノを買わない世代の気分消費 コラム