ifs未来研究所
モノや情報が溢れ返り、ひとつの商品やサービスをとってみても“生活者”自身が常に理性的に判断できる範疇を超え、ますます複雑化。
生活者の感情や心に訴え、自分ごと化させ、共感してもらうというプロセスが必要不可欠になっている今だからこそ、ifs 未来研究所では、「時代の気分」「生活者の価値観」「ビジネスの可能性」といった視点から、少し先の未来について様々な切り口から情報を発信。
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マーケティング戦略アップデート 第9回 “身近-心近(こころぢか)”なモノ・コト・ヒト・マチ
コロナ禍の暮らしは1年を超え、いまもなお落ち着かない日々が続いているが、当社でこの3月に実施した「生活者の気分」調査によると前向きな気分をふやしたいという意向が高まっている。右往左往させられている間にも否応なく過ぎてしまう人生のなかの大切な時間。この状況に柔軟に適応しながら、楽しい日々に転換したいという生活者の動きに注目したい。
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マーケティング戦略アップデート 第8回 世界の変化、未来への行動
「世界中を安全に旅ができ、国際交流がいまよりもっと進む社会を、家族や子孫に残していきたい」と願う気持ちは、先進国だけでなく新興国に住む人々も同じようだ。難民としてたどり着くのではなく、もっと自由な意思で移動できる時代がきっとくるはず、と。
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マーケティング戦略アップデート 第7回 “移動型コンテンツ”で楽しむ暮らし方
コロナ禍での暮らしも1年以上となった。当社が実施した2021年1月の生活者調査では、「コロナ禍が完全に終息したとしても前の暮らし方には戻らない」と考えている人が7割以上を占めた。日常の暮らし方だけでなく、在宅ワークやオンライン授業の導入など働き方や学び方も大きく変わり、多くの人がいままでと違った緊張感を強いられながら日々生活している。
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マーケティング戦略アップデート 第6回 徒歩旅行のポテンシャル
どうにもままならない「新しい日常」のなかで、行きたい場所のリストづくりに精を出している。その一つが寄席。知らない時代や場所を空想する、言うなれば“エア旅” ができる。好きな噺のひとつが「大山詣り」なのだが、ご存じの方も多いだろう。長屋の連中で大山の阿夫利神社にお詣りに行く際、酒癖の悪い熊さんが起こす騒動の顛末が描かれる演目だ(悪酔いの罰に頭を剃られた熊が、意趣返しに長屋のおかみさんたち全員を尼さんにしてしまうのがオチ)。
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"マーケティング戦略アップデート第5回 風の時代と心地よさ"
自己の内面を見つめ直す気運の高まり “自分探し”という言葉はかなり前から使われてきたが、私はいまあらためて、この言葉が気になっている。
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マーケティング戦略アップデート第4回 東京一極マーケティングの転換点
コロナ禍で都心のビジネスが厳しい状態に 郊外やロードサイドの商業施設や専門店が、底堅い売上げや順調な回復をみせたのに対して、都心の商業施設や飲食店は厳しい状況が続いている。
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マーケティング戦略アップデート第2回 オフライン体験に期待を高めるインスタ世代
当社では、バブル崩壊後の1995年から生活者を捉える視点に「世代」を据え、その志向性・消費傾向についてリサーチ&分析を続けている。
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マーケティング戦略アップデート第1回 若者とSDGs
昨年の夏、カリフォルニアへ家族旅行に行った。ホテルのプールで10歳になる長女が、同性愛者のカップルに目線を配り、「ああいう愛のカタチもあるんだね」と私にささやいた。
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