ifs未来研究所

モノや情報が溢れ返り、ひとつの商品やサービスをとってみても“生活者”自身が常に理性的に判断できる範疇を超え、ますます複雑化。
生活者の感情や心に訴え、自分ごと化させ、共感してもらうというプロセスが必要不可欠になっている今だからこそ、ifs 未来研究所では、「時代の気分」「生活者の価値観」「ビジネスの可能性」といった視点から、少し先の未来について様々な切り口から情報を発信。

コラム

  • Generation Zの特性とサステーナビリティ

    ミレニアル世代の後続世代として、その消費動向に注目が集まるジェネレーションZは、他世代よりも高学歴で環境問題に非常に大きな関心があることが大きな特徴。キャンパス選びに於いてもサステーナビリティを優先事項の一つとしており、環境保全に熱心。ジェネレーションZ世代に対して大学側も大きく変化しており、同世代の特性と共にキャンパスにおけるサステーナビリティ事例を紹介させていただきます。

    コラム 海外レポート
  • 米国発、新進サプリメント・スキンケアブランド

    合成原料や混合物の使用は一切しない次世代のヴィーガンサプリメントや、毒素を含まない安全な原料、効果効能を即座に実感できるスキンケアが市場に登場。現在米国でカルト的な人気を誇る、新進サプリメントとスキンケアブランドを幾つかご紹介させていただきます。

    コラム 海外レポート
  • テクノロジーが可能にしたパーソナライズ革命

    近年、「個」のニーズにフォーカスしたサービスを提供するパーソナライゼーションが各業界で活発になっている。とりわけ今後の消費を担うミレニアル世代では、服やスニーカーからコーヒーまで自分仕様にデザインし注文することが当たり前となっている。米国では、このパーソナライゼーションの波が、ファッションだけでなくヘルス・ウェルネスや美容領域にも浸透しつつある。今号では、パーソナライズ化が急速に進む米国のヘルス・ウェルネスおよび美容業界の最新事例を紹介する。

    コラム FASHION ASPECT 海外レポート
  • Smart Garmentの未来

    今後、アパレルデザインに於いてテクノロジーは革新を後押し、スマートガーメントは、これまでの衣服の機能性に対する我々消費者の期待を大いに覆そうとしている。スマートガーメント市場は2020年までに38ビリオンドル(約4.2兆円)を超える市場になると言われている。注目のスマートガーメント、テクノロジーをご紹介させて頂きます。

    コラム 海外レポート
  • 都心の商業施設に求められる要素とは

    2020年の東京オリンピックが近づく中、都心の大規模施設開発ラッシュが続いている。不動産・建築コストが高騰しつつも、東急不動産、三井不動産、三菱地所、森ビルなど大手各社が中心となり、渋谷、日本橋、丸の内~大手町、虎ノ門などのエリアで再開発が着々と進んでいることは、日々街を歩いていても実感できる。オフィスや住宅も含めて劇的に変貌を遂げようとしている都心だが、あらためて都心の商業施設に求められる役割について考えてみたい。

    コラム FASHION ASPECT Knowledge
  • ifs 2018年新春フォーラム事後レポート

    2018年1月19日(金)、渋谷ヒカリエにてifs 2018年新春フォーラムを実施させていただきました。当日は多くの方々にご来場いただき、おかげさまで盛況のうちに幕を閉じました。 当日残念ながらご来場いただけなかった方々へ向けて、本フォーラム第1部 『生活者の気分’18  2018年以降の時代の方向性と生活者の幸せ観』 のレポートを下記掲載させていただきます。 弊社では今後も各種イベントを開催させていただきます。その際には本ホームページにて告知させていただきますので、みなさま是非ご参加ください。

    コラム フォーラム Knowledge
  • 新しい消費経済トレンド:1conomy

    ロンドンを拠点にするリサーチ会社Euromonitorの調べによると、2030年までに世界単独世帯数は32%増え、彼らの消費は1,620億ドルに達すると言われている(*1)。今後のテクノロジーの更なる進化、安い旅行やエンターテーメントの普及により、この世代が前世代に比べて、時間の使い方により多くの選択肢をもてることが理由に挙げられる。

    コラム 海外レポート
  • 単なるはやりで終わらない志向への影響。若者女子に人気の韓国

    伊藤忠ファッションシステムでは、これまでの世代論の一環として、現在の17 ~ 20歳にあたるLINE下世代〈仮〉(1997年~ 2000年生まれ/現17 ~ 20歳)の消費行動分析を行っている。そこで浮かび上がってきたのは、若者層を中心に近年活発な「韓国ブーム」であること。ファッションビルなどにも韓国のファッション、メイクブランドが次々に登場している。今回はその実態がうかがえるオープンデータと、韓国に魅力を感じこれまでに4 ~ 5回旅行している20代女性4人へのインタビューから、今なぜ若者が韓国に魅力を感じているのかを探った結果、若者の韓国との今後の関わり方が見えてきた。

    コラム FASHION ASPECT Knowledge
  • ジェネレーションZにとってのラグジュアリーとは?

    少し前までは、ブランドの伝統や歴史に裏づけされたクラフトマンシップを全面に出し訴求することで、値段に関係なく売れたが、もはやそれだけでは若い世代を惹きつけるには足りなくなってきているようだ。 ミレニアル世代の定義するラグジュアリーとはまた異なる、次世代が考えるラグジュアリーの定義をレポートさせていただきます。

    コラム 海外レポート
  • ミレニアル世代が好む新しいフードデリバリーサービス

    その数8,000万人とも言われているミレニアル世代(主に1980年代から2000年頃に生まれた世代)は 、米国労働市場を占める最も大きな年齢層グループに達した。価値観、ライフスタイル、消費動向や働き方においても他世代と異なる。 食に対しても拘りを持つ彼らは「Foodie」(食好き)と呼ばれ、デリバリー利用や外食が他世代に比べて多いのが特徴。

    コラム 海外レポート
  • 2018 年の生活者の気分。削ぎ落とすことで平穏に。そして“動く”年に

    伊藤忠ファッションシステム(以下、ifs)では、恒例の「生活者の気分」リサーチを行った。昨年は、2021年にフォーカスし、「暮らしのイメージ」をテーマにまとめたが、今回は、2020年代という新たな年代へのカウントダウンが始まる年を迎えることもあり、あらためて、「生活者にとっての幸せとは?」をテーマにその輪郭を探った。調査結果から、生活者の、“自らかろやかに動くため不必要なもの、余計なものを削ぎ落としながら次に向かう”という姿勢が浮かび上がってきた。

    コラム FASHION ASPECT Knowledge
  • 米国ショッピングモールの新たなチャレンジ

    オンラインショッピングの台頭で、年々顧客の実店舗離れが深刻化し、その結果、国内でも何百という店舗が閉鎖を余儀なくされているのが実情。かつて盛況であった郊外のモールも同様に、消費者離れが進み、集客のコアとなってきた百貨店が撤退。空き店舗が目立つところもある。

    コラム 海外レポート
  • 郊外の素敵な街:コネチカット州ウェストポート編

    URBNが新コンセプトのニューイングランド地方デビューに選んだ街、またAnthropologie & Co.、Terrain店舗をレポートさせていただきます。

    コラム 海外レポート
  • NYバーバーブーム再熱:メンズグルーミング事情

    近年メンズグルーミングカテゴリーの成長が目覚しい。UKを拠点にするオンライン新聞Independent.co.uk(http://www.independent.co.uk/)によると、2013年、初めてシェービングアイテムよりも身嗜みや嗜好を目的としたトイレタリーにお金をかける男性が初めて上回った。またメンズハイエンドショッピングサイト「MR. Porter」は、同カテゴリーの2015年度の売り上げが前年比300%増となったと報告。2016年度の世界のグルーミング業界における総売り上げは2300億円を記録したと言われており、メンズグルーミングは注目高い。

    コラム 海外レポート
  • 新しい若者 高校生たちの今
    “変わっている”は褒め言葉。人と同じでなくてOK

    伊藤忠ファッションシステムでは、世代研究の対象として、ポストバブル世代の先頭である団塊ジュニア世代(1971 ~ 1976年生/現在41 ~ 46歳)の子どもが10代後半に差し掛かっていることから、次世代の価値観を持つと思われるポストバブル世代の中でも、LINE世代より下の高校生※1にフォーカスし、定性的なビジュアルアンケートとデプスヒアリング※2を実施した。その結果、これまでの同調志向が強いと言われる若年層とは大きく異なる価値観が見られた。今号では、今の高校生たちの調査結果を元に、今後のアプローチ方法を探りたい。 ※1 対象の高校生は2016年度時点  ※2 調査:2016年10 ~ 11月実施/高校生男女8名+母親(団塊ジュニア世代)8名

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  • NY最新ホテル事情

    再開発の進むローワーマンハッタン地区やブルックリンの人気エリアでは、新しいホテルが次々にオープンしている。昨年から今年初旬にかけてオープンした話題のホテル情報をご紹介する。

    コラム 海外レポート
  • Hanako世代男性「Hanao」の今後 今までのシニア層とは異なる「シニア新人類」へ

    消費意欲旺盛な女性に代表されるHanako世代(1959年~1964年生まれ/現在52歳~ 57歳)。世代のネーミングは、80年代に創刊され彼女たちの消費の教科書であった女性誌「Hanako」からだ。女性の影に隠れてなんとなく存在感の薄いHanako世代男性。「女性はわかりましたけど、男性は?」というご質問もよくお受けする。今回は2015年9月に立ち上げた「この先シニア共同プロジェクト/ 男性版」の結果から一部を抜粋して、当該世代男性(「Hanao」と呼ぶ)の現在と、リタイアへ向けた今後を解説したい。かつて「新人類」と呼ばれた彼らだが、シニアライフにおいても今までの常識が通じない「シニア新人類」になりそうだ。

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  • 5年後にはポストバブル世代の子どもがいよいよ消費の自由裁量権を獲得する

    ポストバブル世代の筆頭、団塊ジュニア世代の子どもが、あと数年で20代に突入する。この世代は、等身大であることを重視し堅実志向の強い親世代に育てられているだけでなく、不況ムードを全身に受けており、堅実さとともに安心志向を強めていると思われる。この、今後新たな生活者像を築くであろう世代を、今号では「今どきハイティーン(※)」と名付け、中でも女子にフォーカスし、ポストバブル世代の子どもたちの消費態度の一端をご紹介したい。

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  • 次世代の動きを常にキャッチし続けることが不可欠

    伊藤忠ファッションシステム(以下、ifs)の世代区分において最年少のLINE世代は、現在19歳~ 23歳、5年後には24歳~ 28歳となる。これからの20代マーケット、さらには次の時代を牽引していく世代であるが、その上の世代とは大きく異なる消費価値観・行動を持っている。今回は、ifsの世代知見と昨年3月・9月に実施した定量調査、そしてifsが定期的に行っている大学生とのディスカッションで得たリアルな声を元に、ファッションを中心としたLINE世代の最新の消費価値観・行動についてひも解く。

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  • Hanako世代女性は、 「生涯主役」 で 「しおれない」

    “この先シニア”共同研究プロジェクトの結果から分かった2020 年のシニア像 伊藤忠ファッションシステムでは、2013年12月から2014年3月にかけて“この先シニア”共同研究プロジェクトを実施してきた。本プロジェクトは6社の参加企業を得て行われ、2015年4月には参加企業のファミリーマートとサントリーが共同開発した飲料も発売された。また、花王“Hanako研究”プロジェクトも含めて、今年6月にその成果をまとめた書籍『シニアビジネスの新しい主役 Hanako世代を狙え!』がダイヤモンド社より刊行される。今号では、“この先シニア”であるHanako女性の特徴と今後のライフプランについて、概括してご紹介したい。

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