ifs未来研究所
モノや情報が溢れ返り、ひとつの商品やサービスをとってみても“生活者”自身が常に理性的に判断できる範疇を超え、ますます複雑化。
生活者の感情や心に訴え、自分ごと化させ、共感してもらうというプロセスが必要不可欠になっている今だからこそ、ifs 未来研究所では、「時代の気分」「生活者の価値観」「ビジネスの可能性」といった視点から、少し先の未来について様々な切り口から情報を発信。
コラム
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健康とホスピタリティが融合したヘルスツーリズムの急成長
メディカルツーリズム急成長の背景には、「世界人口の急速な高齢化」、「発展途上国に於けるミドルクラスの拡大」や「ウェルビーングや健康に対する消費者文化の成長」があり、医療ツーリズムに参加する旅行者の主な動機としては「安価な料金」、「多種多様なサービスの可用性」が挙げられる。 米国人が注目するトレンドをご紹介させていただきます。
コラム 海外レポート -
生活者の消費行動を読み解く。モノを「 手放す」ムードによって見えた次代の新しい買い方とは
「モノを買わない生活者」などと言われるようになって久しいが、生活者が今、「買いたいもの」そして「手放したいもの」とは一体何であるのか。伊藤忠ファッションシステム株式会社では各世代にWebアンケート調査、ビジュアルアンケート調査を実施し、その実態を探った。そこから見えてきたことは、捨てる、売るなど「手放す」ことに向き合う機会が多くなったことで、新たな買い方が志向されているということ。“所有”よりも“活用”の時代へと着実にシフトしている中、今後の消費の方向性を探る。
コラム Knowledge -
米国の多様化する働き方:営業時間外のレストランが仕事場に!
今日米国では、個々のワークライフバランスの改善を図るために、時間や場所の制約、従来の価値観に縛られない柔軟で多様な働き方が浸透しつつある。WeWorkに代表されるコワーキングスペースからお気に入りのカフェまで、様々な場所が仕事場になりうるという認識が定着し始めている。
コラム 海外レポート -
Gen X動向:自分の時間をマックスに楽しむ世代
近年、ミレニアルズやその後続世代のGeneration Zの消費動向に注目が集まりがちだが、現在、上世代は50代を越え下世代は40代に突入したジェネレーションXの消費動向にも注目が集まっている。可処分所得が高く、夫婦共稼ぎの世帯が多い彼らは、外食とエンターテーメントに於ける消費額が他世代よりも多いのが特徴。急速なペースで消費を行うパワフルな世代の最新消費動向をお伝えいたします。
コラム FASHION ASPECT -
激動の平成ファッションビジネス史と次代の展望(後編)ファストファッションの市場席捲と急速なEC化が進んだ平成後期
10月号に引き続き、「激動の平成ファッションビジネス史」を振り返るとともに、次代への視点を探ってみたい。前編ではバブル期~バブル後の不況期を取り上げたが、後編では、21世紀を目前に控えた平成10年(1998)からスタートする。平成20年代に入ると本格的にファストファッションが市場をけん引し、ZOZOTOWNに代表されるファッションECモールが台頭するなど、ファッション流通は大変革期を迎えた。
コラム FASHION ASPECT Knowledge -
映画“Crazy Rich Asians”:米国内のアジアンパワー
この夏一番注目されている映画といえば、“The Joy Luck Club”( 20世紀初頭のサンフランシスコを舞台に、中国から移住し苦難の人生を生きてきた4人の女性と、アメリカ人として生まれ育った彼女達4人の娘達の世代間の相違と心の絆を描いた作品)以来、25年ぶりに公開されたオールアジア人キャストのハリウッド映画 でアジア人の超富裕層の生活を描いたモダンロマンティックコメディ“Crazy Rich Asians”だはないだろうか。
コラム 海外レポート -
激動の平成ファッションビジネス史と次代の展望(前編)卸ビジネスから小売ビジネスへのシフトが鮮明になった平成前期
2019年5月1日の改元によって30年強続いた平成時代が終わりを告げようとしている。この30年間を振り返ると、日本のファッションビジネスにとっては、まさに激動の時代だったといえる。次代のタームにつながる新たな機軸を考えるために、本号と次号の2回にわたり、「平成ファションビジネス史」を振り返ってみたい。
コラム FASHION ASPECT -
キャッシュレス経済に向かう米国の今、P2P 金融サービス(個人間送金)の急成長を追う
モバイル端末とクレジットカードの普及により、キャッシュレス経済に向かう米国では、現在「モバイルP2P※1金融サービス(個人間の送金)」がミレニアル世代※2やZ世代※3といった若年層の間で人気を博し、急成長している。米国の若者たちの間では、夕食や旅行、光熱費から家賃まで友人と割り勘や立て替えをする際、アプリを通じてスマートにやり取りするのが当たり前。米国におけるモバイルペイメントの最新動向を紹介する。
コラム FASHION ASPECT 海外レポート -
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無理せず今を受け入れる団塊ジュニア世代vs理想を追い自ら頑張るプリクラ上世代
伊藤忠ファッションシステムでは、さまざまな視点から世代研究を行っているが、今回はライフステージの境目にある「アラフォー」前後の「団塊ジュニア世代」(1971~1976年生/現在42~47歳)と「プリクラ上世代」(1977年~1981年生/現在37~41歳)にフォーカスしグループインタビューを実施した。これまでに明らかになっている各世代の基本価値観をふまえた上で、子育てや仕事にと多忙な彼らの“今”を知ることで、今後のマーケティングアプローチのポイントをまとめた。
コラム FASHION ASPECT Knowledge -
ジェネレーションZは大の食好き
ミレニアル世代の後続世代として、その消費動向に注目が集まるジェネレーションZは、他世代よりも高学歴で環境問題に非常に大きな関心がある点については、前回レポートさせて頂いた。 その他に特筆すべき彼らの特性として、大の食好きという点が挙げられる。現在の食業界にも多大なインパクトを与えると言われる「Gen Z Foodies」(Gen Z世代の食好き)に焦点を充ててレポートさせていただきます。
コラム 海外レポート -
女性エンパワメント企画!POPSUGARのPLAY/GROUND
6月9日、10日の週末に、ミッドタウンマンハッタン西55丁目とウェストサイドハイウェーに佇む倉庫街Pier 94で、グローバルライフスタイルメディア「POPSUGAR」と世界を牽引するイベントオーガナイザーReed Exhibition が提携し、POPSUGARのコンテンツをリアルなイベントに落とし込んだ2日限りのインタラアクティブフェスティバル「POPSUGAR Play/Ground」が今年初めて開催された。
コラム 海外レポート -
「ミラノ・デザイン・ウィーク2018」レポート。技術と美意識の融合で存在感示す日本企業
日本では、「ミラノ・サローネ」として知られる世界最大規模のデザインの祭典「ミラノ・デザイン・ウィーク」。近年は、日本企業や日本人デザイナーが多くの賞を受賞するなど、日本が生み出すデザインに注目が集まっている。今号は、4月17日~ 22日に開催された「ミラノ・デザイン・ウィーク 2018」から、テクノロジーと感性の融合で次世代を感じさせる日本企業の展示の模様などをリポートする。
コラム FASHION ASPECT 海外レポート -
ファッションを再定義する:ifs fashion insight【全6回】
ifsでは、この10年間の時代の大きな変化と、その中でのファッションの変質を捉え、ファッション視点に基づきビジネスを展開する企業として、次なる時代に向けて、ファッションの意味・役割を再定義し、新たなビジネスの視点を提案していきたいと考えている。その核となるプロジェクトとして、今年3月、トークセッションシリーズ・ifs fashion insightを始動。
コラム FASHION ASPECT Knowledge -
ポジティブムードのアラサー愛されキラキラOLに注目
仕事・結婚・子育て全般を充実させる「全部持ち」を目指して、「仕事を頑張る」ことと「キレイ・カワイイ」存在であることを無理なく両立させ、ポジティブに日々を送る人たちが増えているのだ。今回は、そんな彼女たちをターゲットとする雑誌『andGIRL』の高木麻衣子編集長へのインタビューも交えて、「今どきアラサー女子」についてレポートする。
コラム FASHION ASPECT Knowledge -
Generation Zの特性とサステーナビリティ
ミレニアル世代の後続世代として、その消費動向に注目が集まるジェネレーションZは、他世代よりも高学歴で環境問題に非常に大きな関心があることが大きな特徴。キャンパス選びに於いてもサステーナビリティを優先事項の一つとしており、環境保全に熱心。ジェネレーションZ世代に対して大学側も大きく変化しており、同世代の特性と共にキャンパスにおけるサステーナビリティ事例を紹介させていただきます。
コラム 海外レポート -
米国発、新進サプリメント・スキンケアブランド
合成原料や混合物の使用は一切しない次世代のヴィーガンサプリメントや、毒素を含まない安全な原料、効果効能を即座に実感できるスキンケアが市場に登場。現在米国でカルト的な人気を誇る、新進サプリメントとスキンケアブランドを幾つかご紹介させていただきます。
コラム 海外レポート -
テクノロジーが可能にしたパーソナライズ革命
近年、「個」のニーズにフォーカスしたサービスを提供するパーソナライゼーションが各業界で活発になっている。とりわけ今後の消費を担うミレニアル世代では、服やスニーカーからコーヒーまで自分仕様にデザインし注文することが当たり前となっている。米国では、このパーソナライゼーションの波が、ファッションだけでなくヘルス・ウェルネスや美容領域にも浸透しつつある。今号では、パーソナライズ化が急速に進む米国のヘルス・ウェルネスおよび美容業界の最新事例を紹介する。
コラム FASHION ASPECT 海外レポート -
Smart Garmentの未来
今後、アパレルデザインに於いてテクノロジーは革新を後押し、スマートガーメントは、これまでの衣服の機能性に対する我々消費者の期待を大いに覆そうとしている。スマートガーメント市場は2020年までに38ビリオンドル(約4.2兆円)を超える市場になると言われている。注目のスマートガーメント、テクノロジーをご紹介させて頂きます。
コラム 海外レポート -
都心の商業施設に求められる要素とは
2020年の東京オリンピックが近づく中、都心の大規模施設開発ラッシュが続いている。不動産・建築コストが高騰しつつも、東急不動産、三井不動産、三菱地所、森ビルなど大手各社が中心となり、渋谷、日本橋、丸の内~大手町、虎ノ門などのエリアで再開発が着々と進んでいることは、日々街を歩いていても実感できる。オフィスや住宅も含めて劇的に変貌を遂げようとしている都心だが、あらためて都心の商業施設に求められる役割について考えてみたい。
コラム FASHION ASPECT Knowledge