ifs未来研究所

モノや情報が溢れ返り、ひとつの商品やサービスをとってみても“生活者”自身が常に理性的に判断できる範疇を超え、ますます複雑化。
生活者の感情や心に訴え、自分ごと化させ、共感してもらうというプロセスが必要不可欠になっている今だからこそ、ifs 未来研究所では、「時代の気分」「生活者の価値観」「ビジネスの可能性」といった視点から、少し先の未来について様々な切り口から情報を発信。

  • ~コト消費のその先は?若者男性で高まる身だしなみケアレベル。背景には、SNSで常に見られている不安と今の状態をマイナスにしたくない意識。

    男性の身だしなみといえば、今までは髪型や服装などの見た目を清潔に保つことを指してきたように思いますが、近年では”美容男子”という言葉が定着するほど、髪型や服装だけではなく、男性の身だしなみにおけるケアレベルが上がってきたように思います。例えば、私たちLINE世代のような若者男性の間では、見た目の美しさやその美しさの維持を求めて、肌ケアや脱毛、シェイプアップのためにエステに通う人もいるほどだと聞きます。そこで今回はエステサロンで実際に施術を体験し、人気の背景を探ってきました。

    コラム Knowledge モノを買わない世代の気分消費
  • 無理せず今を受け入れる団塊ジュニア世代vs理想を追い自ら頑張るプリクラ上世代

    伊藤忠ファッションシステムでは、さまざまな視点から世代研究を行っているが、今回はライフステージの境目にある「アラフォー」前後の「団塊ジュニア世代」(1971~1976年生/現在42~47歳)と「プリクラ上世代」(1977年~1981年生/現在37~41歳)にフォーカスしグループインタビューを実施した。これまでに明らかになっている各世代の基本価値観をふまえた上で、子育てや仕事にと多忙な彼らの“今”を知ることで、今後のマーケティングアプローチのポイントをまとめた。

    コラム FASHION ASPECT Knowledge
  • ジェネレーションZは大の食好き

    ミレニアル世代の後続世代として、その消費動向に注目が集まるジェネレーションZは、他世代よりも高学歴で環境問題に非常に大きな関心がある点については、前回レポートさせて頂いた。 その他に特筆すべき彼らの特性として、大の食好きという点が挙げられる。現在の食業界にも多大なインパクトを与えると言われる「Gen Z Foodies」(Gen Z世代の食好き)に焦点を充ててレポートさせていただきます。

    コラム 海外レポート
  • 女性エンパワメント企画!POPSUGARのPLAY/GROUND

    6月9日、10日の週末に、ミッドタウンマンハッタン西55丁目とウェストサイドハイウェーに佇む倉庫街Pier 94で、グローバルライフスタイルメディア「POPSUGAR」と世界を牽引するイベントオーガナイザーReed Exhibition が提携し、POPSUGARのコンテンツをリアルなイベントに落とし込んだ2日限りのインタラアクティブフェスティバル「POPSUGAR Play/Ground」が今年初めて開催された。

    コラム 海外レポート
  • 「ミラノ・デザイン・ウィーク2018」レポート。技術と美意識の融合で存在感示す日本企業

    日本では、「ミラノ・サローネ」として知られる世界最大規模のデザインの祭典「ミラノ・デザイン・ウィーク」。近年は、日本企業や日本人デザイナーが多くの賞を受賞するなど、日本が生み出すデザインに注目が集まっている。今号は、4月17日~ 22日に開催された「ミラノ・デザイン・ウィーク 2018」から、テクノロジーと感性の融合で次世代を感じさせる日本企業の展示の模様などをリポートする。

    コラム FASHION ASPECT 海外レポート
  • ~コト消費のその先は?ひとつだけでは物足りない!LINE世代のコト消費のポイントは、選択肢の多さと自由なカスタマイズ

    私たちLINE世代は、モノを所有することで価値を見出すよりも、商品やサービスを購入したことで得られる体験に価値を見出す「コト消費」世代であると言われています。そんなLINE世代が中心となって消費を引っ張っている代表とも言えるのが、この数年、盛り上がりを見せているフェスです。

    コラム Knowledge モノを買わない世代の気分消費
  • ファッションを再定義する:ifs fashion insight【全6回】

    ifsでは、この10年間の時代の大きな変化と、その中でのファッションの変質を捉え、ファッション視点に基づきビジネスを展開する企業として、次なる時代に向けて、ファッションの意味・役割を再定義し、新たなビジネスの視点を提案していきたいと考えている。その核となるプロジェクトとして、今年3月、トークセッションシリーズ・ifs fashion insightを始動。

    コラム FASHION ASPECT Knowledge
  • ポジティブムードのアラサー愛されキラキラOLに注目

    仕事・結婚・子育て全般を充実させる「全部持ち」を目指して、「仕事を頑張る」ことと「キレイ・カワイイ」存在であることを無理なく両立させ、ポジティブに日々を送る人たちが増えているのだ。今回は、そんな彼女たちをターゲットとする雑誌『andGIRL』の高木麻衣子編集長へのインタビューも交えて、「今どきアラサー女子」についてレポートする。

    コラム FASHION ASPECT Knowledge
  • NYデザインウィーク

    NY市の5月は、アートとデザイン関連のイベントが目白押しだ。そのキックオフイベントが、今年で開催7年目を迎え、益々盛り上がりを見せているアートフェア「Frieze New York」。Deutsche Bankが7年連続でメインスポンサーを務める。

    コラム 海外レポート
  • Generation Zの特性とサステーナビリティ

    ミレニアル世代の後続世代として、その消費動向に注目が集まるジェネレーションZは、他世代よりも高学歴で環境問題に非常に大きな関心があることが大きな特徴。キャンパス選びに於いてもサステーナビリティを優先事項の一つとしており、環境保全に熱心。ジェネレーションZ世代に対して大学側も大きく変化しており、同世代の特性と共にキャンパスにおけるサステーナビリティ事例を紹介させていただきます。

    コラム 海外レポート
  • 米国発、新進サプリメント・スキンケアブランド

    合成原料や混合物の使用は一切しない次世代のヴィーガンサプリメントや、毒素を含まない安全な原料、効果効能を即座に実感できるスキンケアが市場に登場。現在米国でカルト的な人気を誇る、新進サプリメントとスキンケアブランドを幾つかご紹介させていただきます。

    コラム 海外レポート
  • テクノロジーが可能にしたパーソナライズ革命

    近年、「個」のニーズにフォーカスしたサービスを提供するパーソナライゼーションが各業界で活発になっている。とりわけ今後の消費を担うミレニアル世代では、服やスニーカーからコーヒーまで自分仕様にデザインし注文することが当たり前となっている。米国では、このパーソナライゼーションの波が、ファッションだけでなくヘルス・ウェルネスや美容領域にも浸透しつつある。今号では、パーソナライズ化が急速に進む米国のヘルス・ウェルネスおよび美容業界の最新事例を紹介する。

    コラム FASHION ASPECT 海外レポート
  • Smart Garmentの未来

    今後、アパレルデザインに於いてテクノロジーは革新を後押し、スマートガーメントは、これまでの衣服の機能性に対する我々消費者の期待を大いに覆そうとしている。スマートガーメント市場は2020年までに38ビリオンドル(約4.2兆円)を超える市場になると言われている。注目のスマートガーメント、テクノロジーをご紹介させて頂きます。

    コラム 海外レポート
  • 都心の商業施設に求められる要素とは

    2020年の東京オリンピックが近づく中、都心の大規模施設開発ラッシュが続いている。不動産・建築コストが高騰しつつも、東急不動産、三井不動産、三菱地所、森ビルなど大手各社が中心となり、渋谷、日本橋、丸の内~大手町、虎ノ門などのエリアで再開発が着々と進んでいることは、日々街を歩いていても実感できる。オフィスや住宅も含めて劇的に変貌を遂げようとしている都心だが、あらためて都心の商業施設に求められる役割について考えてみたい。

    コラム FASHION ASPECT Knowledge
  • ifs 2018年新春フォーラム事後レポート

    2018年1月19日(金)、渋谷ヒカリエにてifs 2018年新春フォーラムを実施させていただきました。当日は多くの方々にご来場いただき、おかげさまで盛況のうちに幕を閉じました。 当日残念ながらご来場いただけなかった方々へ向けて、本フォーラム第1部 『生活者の気分’18  2018年以降の時代の方向性と生活者の幸せ観』 のレポートを下記掲載させていただきます。 弊社では今後も各種イベントを開催させていただきます。その際には本ホームページにて告知させていただきますので、みなさま是非ご参加ください。

    コラム フォーラム Knowledge
  • 新しい消費経済トレンド:1conomy

    ロンドンを拠点にするリサーチ会社Euromonitorの調べによると、2030年までに世界単独世帯数は32%増え、彼らの消費は1,620億ドルに達すると言われている(*1)。今後のテクノロジーの更なる進化、安い旅行やエンターテーメントの普及により、この世代が前世代に比べて、時間の使い方により多くの選択肢をもてることが理由に挙げられる。

    コラム 海外レポート
  • 単なるはやりで終わらない志向への影響。若者女子に人気の韓国

    伊藤忠ファッションシステムでは、これまでの世代論の一環として、現在の17 ~ 20歳にあたるLINE下世代〈仮〉(1997年~ 2000年生まれ/現17 ~ 20歳)の消費行動分析を行っている。そこで浮かび上がってきたのは、若者層を中心に近年活発な「韓国ブーム」であること。ファッションビルなどにも韓国のファッション、メイクブランドが次々に登場している。今回はその実態がうかがえるオープンデータと、韓国に魅力を感じこれまでに4 ~ 5回旅行している20代女性4人へのインタビューから、今なぜ若者が韓国に魅力を感じているのかを探った結果、若者の韓国との今後の関わり方が見えてきた。

    コラム FASHION ASPECT Knowledge
  • ジェネレーションZにとってのラグジュアリーとは?

    少し前までは、ブランドの伝統や歴史に裏づけされたクラフトマンシップを全面に出し訴求することで、値段に関係なく売れたが、もはやそれだけでは若い世代を惹きつけるには足りなくなってきているようだ。 ミレニアル世代の定義するラグジュアリーとはまた異なる、次世代が考えるラグジュアリーの定義をレポートさせていただきます。

    コラム 海外レポート
  • ミレニアル世代が好む新しいフードデリバリーサービス

    その数8,000万人とも言われているミレニアル世代(主に1980年代から2000年頃に生まれた世代)は 、米国労働市場を占める最も大きな年齢層グループに達した。価値観、ライフスタイル、消費動向や働き方においても他世代と異なる。 食に対しても拘りを持つ彼らは「Foodie」(食好き)と呼ばれ、デリバリー利用や外食が他世代に比べて多いのが特徴。

    コラム 海外レポート
  • 2018 年の生活者の気分。削ぎ落とすことで平穏に。そして“動く”年に

    伊藤忠ファッションシステム(以下、ifs)では、恒例の「生活者の気分」リサーチを行った。昨年は、2021年にフォーカスし、「暮らしのイメージ」をテーマにまとめたが、今回は、2020年代という新たな年代へのカウントダウンが始まる年を迎えることもあり、あらためて、「生活者にとっての幸せとは?」をテーマにその輪郭を探った。調査結果から、生活者の、“自らかろやかに動くため不必要なもの、余計なものを削ぎ落としながら次に向かう”という姿勢が浮かび上がってきた。

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